創業は昭和61年。先代社長は齋藤興業自動車さんの元工場長が独立して開業しました
【5月23日インタビュー】(有)スズキオート大和 代表取締役社長 飯髙 一巳 様に色々お話をお伺いさせて頂きました
現在の綾瀬市深谷には平成17年4月に「綾瀬店」として進出平成21年2月より本社および店舗をこちらに一本化
創業の先代社長は齋藤興業自動車さんの元工場長が独立して大和市福田に100坪ほどの小さな車販ショールームを開業
当社の創業は昭和61年、創業の先代社長は同じロータス神奈
川のロータスさいとう・(株)齋藤興業自動車さんの先代社長のも
とで勤めていた工場長が独立して大和市福田の春日新道添い、
ちょうど今オートバイのサンクチュアリさんがある場所が創業
の地です。そこに100坪ほどの小さなショールームを開設して、
先代社長と奥様に整備士1名でスズキの副販店をスタートしまし
た。ちなみにこの創業メンバーの整備士は今でも当社で頑張っ
ております。当時はスズキの販売店もこの辺りには少なかった
ので遠方から買いにいらっしゃるお客さんもおられ、狭い敷地
でしたがかなりの台数を販売させていただいておりました。
私は神奈川日産におりましたが、先々代・溝呂木社長のお声掛けのご縁でスズキオート大和とのお付き合いがスタートしました
その頃私は、神奈川日産で販売営業をしておりました。当時日産スリーエスクラブという会があり、そこでの繋がりでミゾロギ自動車の溝呂木会長から「今度知り合いが大和にクルマ屋をオープンするので誰か(日産の)営業マンを紹介してくれ」と神奈川日産へ要請があり、それがスズキオート大和と私のお付き合いの始まりでした。カタログスタンドを1本置かせていただき、日産車のご紹介いただく、代わりに軽自動車の引き合いがあれば先代社長に同行していただく、そうしたもちつもたれつの関係から、やがてお世話になることになり、平成15年1月からは代表をつとめさせていただいております。
ロータス加盟で「車販をしなくても『整備』で成り立っている会社がいっぱいある」と気付かされる
クルマ販売のアフターケア充実『車検・整備』強化のため
平成25年3月に新工場増設、あわせてホリデー車検に加盟
平成25年5月にはブリヂストン・カーケア&タイヤショップに
加盟。タイヤ販売~メンテナンスにも力を入れております
クルマを『売る』うえでも『車検/整備』の重要度は大きく良質なクルマの下取りとお客様との関係作りに大きく寄与する
これからはロータスから提携企業さんへ何かを、お返し出来る
システムを作っていってはいかがでしょうか
ロータス加盟であらためて「整備」の重要性に気付かされ新工場増設、ホリデー車検に加盟。そして「指定工場」を取得
当社のロータス加盟は平成24年2月。藤沢自動車の藤澤社長からのお誘いをうけての加盟です。そしてまず何よりもこのロータスという組織に感銘を受けたのは、同友のみなさんが非常に情報を忌憚なくオープンにして下さる事です。ちなみに加盟早々にサトウ自動車さんのご厚意で当社の社員を研修に伺わせていただいたのですが、よくもまあウチのような、まだお付き合いの浅いクルマ屋の社員が大人数で押し掛けたのを、心良く見学させていただいたものだと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そしてそこで改めて気付かされたのは「車販をしなくても『整備』で成り立っている会社がいっぱいある」という事実です。さらに、当社のように車販をメインでやっているクルマ屋こそ、お客さんに「ここで車検も整備も出来るんだ」という安心感をもってもらう事が大きな信頼につながるのだと気付かされました。それがきっかけで、平成25年3月に新工場増設、それに伴いホリデー車検に加盟。5月にはブリヂストン・カーケア&タイヤショップに加盟。そして11月には指定工場を取得しました。こうした車販のアフターの部分は、特に当社のような販売を中心としたクルマ屋では「買取/下取り」の部分で大きなアドバンテージになります。まずは「新車を買っていただく」そして当社で「車検・整備をやらせていただく」そうすれば下取り時には履歴のしっかりした「良い状態のクルマが下取りできる」このサイクルが非常に重要で、有り難い事に、当社で売ったクルマを下取りさせていただき、また売ってさらに下取るという具合に二巡三巡しているクルマもあります。「車販こそ実は『整備』が重要」という事を改めてロータス加盟で学ばせていただきました。
これは提案なのですが、今後ロータスで提携企業へ向けた『社員割引』のような仕組みを作ってみてはいかがでしょうか
ロータスに加入してさまざまなメリットを得る事ができました。先日も当社のお客さんのおクルマが遠方で故障して、その時も地元のロータス同友の会社さんが心良く修理を引き受けて下さいました。
また、いままで取り組んで来なかった商品も積極的に売っていこうとする目標が出来たのも大きなポイントです。ナビや保険、そしてウチのようにレンタカーを始める同友も含め、まさに勉強のロータスといいますか、自分ひとり、個社一社では決して見えて来ない目標が見えてきます。そして何より、この組織を全面的にバックアップして下さる提携企業さんの力が非常に大きいと思います。常日頃私も社員に「提携さんに対しては『売ってやっている』ではなく『売らしていただいている』の意識を持つように」と言い聞かせております。そこで最近、こうした提携企業さんに逆に我々ロータスからお返しできるものは何か無いかと考えております。こういうのはどうでしょうか、提携企業の社員さんやご家族、そして下請け関係者の方々に「優遇価格」で各種サービスを提供させていただく仕組みというのを全日本ロータス同友会全体で作るというのは。ロータス加盟同友は全国で1600社ありますが、提携企業さんの社員さんはご家族、関係者を含めると何十万人の規模になると思います。そうした方々に感謝の気持ちをお返しするとともに、皆様にロータスの良さを広めていただく「自然な広告媒体」になっていただければ、広告を打つよりよっぽど大きな宣伝になるのではないでしょうか。同友さん提携企業さんでお互いに手を携えて、大きな「ロータスファミリー」を築く事が出来ればすばらしい事になると私は最近考えております。