昭和27年。ここ保土ヶ谷の地で『保土ヶ谷自動車商会』として創業
【6月18日インタビュー】(有)保土ヶ谷整備 安藤専務に
色々お話をお伺いさせて頂きました
整備/修理はこちらの工場で、車販の方は平成元年にオープン
したショールームの方で営業販売していらっしゃいます。
昭和27年創業。たった三人の町工場からのスタートでした。
当社は昭和27年10月1日、保土ヶ谷自動車商会として創業、創業当時は瀬戸ヶ谷町、昭和30年よりここ狩場町に工場は移りはしましたが、創業以来ずっとこの保土ヶ谷の地で自動車整備業を営んでまいりました。創業当初は二輪車の修理工場からスタートしました。四輪自動車はそれほど走っていなかった時代、当時はまだ二輪車の方が主流でした。ちょうど目の前の国道1号線も今でこそ幹線道路ですが、当時はまだまだ車の通りも少なく道路もこんなに広くありませんでした。と言っても当然まだ私が生まれていなかった時代の話ですけどね(笑)。聞いた所によると工場というより町工場(まちこうば)という感じだったようです。社長含め三人のメカニックではじめたそうです。
社長自らツナギを着て、夜遅くまで仕事をしていました。
まあ、当時の整備工場はみんなそうでしたが、その頃は社長自らツナギを着て朝早くから夜遅くまで仕事をしていました。当時は結構、夜に駆け込みで修理依頼が来る事が度々ありました。あるいは夜中に「止まっちゃったから来てくれ」という電話が入ったり。そういう光景は私も幼少ながらしっかりと記憶しています。その都度、父は丁寧に対応していました。でもおかげさまで、そこから贔屓にしていただいていたり縁が続いていたりするお客様は本当に多くいらっしゃいます。もう車歴何代にもわたってウチでずっと面倒をみさせていただいたり。やはり、この地で地域の皆様とともに長く自動車整備業をやらさせていただいているのは、そうした地域の方々との交流が何十年にもわたって積み重なって、そして今日があるのだと本当に感謝しております。
『販売力』『社員教育』『取り組み姿勢』多くのものをロータスから学ばせていただきました。
当社のロータスクラブ加入は昭和53年。今日まで
ロータスからは多くのものを学ばせていただきました。
保土ヶ谷整備は今年で創業60周年。日頃の皆様のご愛顧に
感謝して現在60周年感謝祭を計画中です。
昭和53年にロータスに加入。
「修理だけではこれからの時代は生き抜いていけない』
という強い思いがありました。
当社のロータスクラブへの加入は昭和53年です。はじめは紹介だったのですが、当社としてもこれからの時代「この業界、修理だけでは生きていけなくなる」との思いを強くしていた時でした。やはり我々も「販売力」をつけなきゃだめだと。平成元年にショールームを開設して車販に本格的に力をいれたのもそういう思いからですし、ロータスの強みは「車だけじゃなくて『自動車に関する商品の販売力』」というもののノウハウ、情報、そして何より「取り組み姿勢」というものが情報としてどんどん我々同友にフィードバックされるところが凄いです。それは参加している役員だけの話ではなく、そうした「取り組み」あるいは「他社ではどんな人材教育を行っているのか」といった情報は、やがて現場の社員にも広がってモチュベーションも高まる。この事が大きいと思います。確かに加入した初めの頃は我々もそれほど真剣には取り組んでおりませんでしたが、その後自然と取り組み姿勢が変わって来る。ここが凄いと思います。
今年で当社も創業60周年を迎えます。
じつは当社は、この秋で創業60周年を迎えるます。この保土ヶ谷の地域の皆様には本当に長く当社をご愛顧いただき、日頃のご愛顧に感謝して何かお返し出来る事はないか、現在60周年感謝祭を計画中です。さまざまなイベントを行う予定ですので、皆様ぜひ一度保土ヶ谷整備へ足をお運び下さいませ。