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昭和41年創業・信頼と実績に支えられた『地域のクルマの総合病院』

株式会社ブラザーモータース　代表取締役 小林敬太郎様にいろいろお話をお伺いさせていただきました

創業当時のお話をお聞かせいただけますか

　当社は、昭和41年12月「株式会社 小林ブラザーモーター」としてスタートしました。私の父は男ばかりの五人兄弟だったのですが、そのうちの長男、次男、三男の兄弟三人で立ち上げたのが、まさにこの小林ブラザーモーターです。それまで祖父はもともと農業を営んでおりました。しかし当時は折しも『モータリゼーション黎明期』、ここでひとつ自動車整備工場を立ち上げたいと兄弟で祖父を説得。3人揃ってそれまでの仕事を辞め、まずは別々の整備工場で修行を積み、晴れて3年後の昭和41年、操業を開始しました。まさに「社員もお取引先も皆兄弟のように仲良く」という思いを込めての立ち上げとなりました。

ある意味ウチの整備士は「不器用」で「このぐらいでいいや」という事が出来ないんです。という小林社長の言葉どおり工場内では多くの整備士さんたちが妥協の無い真剣な眼差しでクルマと向き合っていました。

当社は「安く」「早く」ではなく『とことん技術にこだわる』ウチの整備士は不器用で「このぐらいでいいや」が出来ない。

　創業当初から、当時まだめずらしい「一日車検」のサービスをスタート。地域の皆様に大変喜んでいただけました。やはり当社がいちばん重きを置くのは「お客様のニーズ」です。今では車検/整備・鈑金/塗装から自動車販売、各種保険まで取り扱うクルマ全般の総合サービスをご提供しておりますが、これも全て「お客様のニーズ」にお応えした結果です 。たとえば鈑金・塗装でも 、当社は決して「安く」「早く」「簡単に」という作業はいたしません。創業当初からとことん技術にはこだわっております。ある意味ウチの整備士は不器用で「このぐらいでいいや」って出来ないんですね。でも整備にしろ鈑金塗装にしろ、いい加減なサービスでは決してお客様に長く満足はしていただけない。やはり当社はMaintenance factory （メンテナンスファクトリー【工場】）からお客様にSatisfactory（サティスファクトリー【満足】）をお届けする。これがモットーですから。

震災の時は、あらためて「ロータス同友会の『絆』」の有り難さを実感しました。

お客様からお預かりしている大事なおクルマにも震災で被害が。しかし、協力会社さんの迅速な対応で何とか無事修理も終わりお客様のもとへ迅速にお返しする事ができました。

『こんな時だから』と同友会の皆さんから暖かいサポートを

　３月１１日の震災の日は、横浜のこの地域は結構揺れも大きく、お客様からお預かりしているおクルマも、動いてぶつかったりして何台か破損してしまいました。しかも工場の方もスプリンクラーが壊れて泡だらけになってしまい、すぐには稼働出来る状態にではありませんでした。そんな時、ロータス同友会神奈川支部の加盟各社の方々、協友自動車工業さんや第十興産さん、その他本当に多くのお仲間が『こんな時だからいいですよ』とまさに協力価格、しかも信じられないぐらいのスピードで対応していただきました。この時ほどロータス同友会の『絆』の深さを実感したことはありませんでした。おそらくウチが逆の立場であっても、やはり同じ行動をしていたでしょう。そういう普段からのビジネスを超えた「心の交流」が育んだこの『絆』こそが、こうした非常事態に強く我々の心の支えになったと思います。また今回の震災に際しては、弊社でも数人の社員と震災地に向かい、被災にあった南三陸町のロータス加盟店に救援物資をお届けさせていただきました。

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