|自動車整備|車|車検のことなら自動車整備業のネットワーク ロータスクラブへ

ホーム>NEWS PICK UP〈ご訪問レポート『(株)サトウ自動車』〉
ご訪問レポート『(株)サトウ自動車』
(株)サトウ自動車
TEL045-822-8281 / FAX045-822-8299
【URL】https://www.satoauto.co.jp/

〒244-0803
神奈川県横浜市戸塚区平戸町964番地

創立はお父様の時代「1947年」、ウナギの寝床のような細長い敷地の工場からスタート

【7月30日インタビュー】株式会社サトウ自動車様
佐藤 栄一 社長様にお話をお伺いさせていただきました。

以前は、今の先駆け「24時間レッカーサービス」をJAFさんから請け負って、かなりの台数に対応してました。

整備工場は整備士の確かな技術と幅広い知識があってこそ
成り立つ業界です。ですので今の人材不足をなんとかしたい。

ロータスでも、毎年、メカニックの知識と技術向上を目指して
メカニック研修制度にも力を入れ、千葉の日本自動車大学校
(NATS)さんの協力に協力いただき、メカニック研修を行っております。
創業は1947年6月1日、自営の整備工場から開始。
その後1955年3月、「合資会社 佐藤自動車修理所」を設立。


創業は1947年、横浜市南区高砂町というところで自営の整備工場としてウチの父が立ち上げました。その後1955年3月に、合資会社 佐藤自動車修理所を設立、1971年11月1日には株式会社となり、2007年11月1日、佐藤をカタカナにして現在の「株式会社サトウ自動車」へと社名変更致しました。創業当時の工場は70坪のものすごい縦長の、まるで「ウナギの寝床」のような工場で(当時はまだ、おおらかな時代でしたので)工場の前の市電の走る大通りに、工場に入りきらない車両を脇に駐めながらな、なんとかやりくりしていました。狭い敷地でスチームクリーニングなんかもばんばんしてましたので、当時は随分ご近所の方にはご迷惑をおかけしたと思います(笑い)。やがて時代は、まさにモータリゼーションの急成長期でしたので、入庫台数も日に日に多くなり、いつまでもご近所の方に迷惑をおかけする訳にもいかないので、現在の横浜市戸塚区平戸町に300坪の工場を増設。なにせ今まで小さな敷地で作業をしておりましたので、随分大きな工場になり作業効率のアップしたのを今でも覚えています。しばらくは2工場体制でやっていましたが最終的には効率も考えて、こちらの平戸の工場に一本化しました。
その当時から、今の先駆けの「レッカーサービス」を
JAFから請け負ってやっていましたね。


じつは当社は、その当時から(今で言うTMコーポレーションさん等が行っている)24時間レッカーサービスをJAFさんから請け負ってやっていました。その頃はJAFも自社だけではサービスが追いつかず、全国に指定工場を展開し始めました。当社もその指定工場として多くのレッカー・修理を請け負ってました。しかし時代も変わると、JAFさん自体もディーラーの出資で出来ているため、「日産のクルマは日産のディーラーへ入庫」というような流れになってきましたので、ウチも最後は手を引きました。一時期はこのレッカーサービスだけで大忙し、特に皆さんが休暇・帰省を楽しんでいらっしゃる、夏休みやお正月も、当社は休まずに対応していましたね。
これからロータスに期待したいのは、やはり「人材育成」ですね。
今いる人材もそうですが、ウチも含め今は自動車業界は人材難です。ですので是非「ロータスで整備士育成学校」の全国展開を。


今の自動車業界は本当に人材難ですよね。他社さんの場合も、外国から留学生を迎え整備士の教育をされたりとか、皆さん苦労なさってますが、たとえばウチで中途採用などする場合、本当にしっかりした整備の技術と知識をもった方が来て下さる場合はまれですね。ですのでやはり不足している技術面や知識面はどうしても教育していかなければならない。ロータスでも千葉のNATSさんにご協力いただき、そういったメカニックの教育にも力を入れていますし、現にウチからも何名か参加しておりますが、ロータスは折角全国に1,600社も加盟店を持つ大組織ですから、是非、ロータス自体でこれからの若い人材を育成する「ロータスの自動車専門学校」を作っていただきたいです。
 恐らく今のロータスの組織力を持ってすれば決して不可能な話ではないし、幸いにも多くの提携さんにも恵まれています。 ですので私としてはぜひ「ロータスが、ロータスの理念と精神のもと人材を育てる自動車専門学校を作っていただきたいですね。
次世代自動車、EV、ハイブリッド、そして電子制御装置整備「特定整備」への対応

全国5会場(東京、千葉、名古屋、静岡、広島)で行われた
国交省によるエーミング作業体験会

以前、ホリデー車検フランチャイズだった時代には
ホリデー車検メカニック・フロント全国大会4年連続1位達成


サトウ自動車さんの大きな特徴としまして、車の整備・車検
だけでなくバイクの車検も得意としております。

EV、ハイブリット、電子制御装置整備、エーミングへの対応 こうした分野でも「創造と革新の先駆者」のロータスであること

 今まではの自動車整備制度は、今までのエンジンやブレーキなどを取り外して行う「分解整備」までが我々の仕事でしたが、これからは、対象装置として、自動運転レベル3 以上の自動運転を行う自動車に搭載される「自動運行装置」が追加されます。名称も「特定整備」に改められて、新たな制度として令和2年4月からスタートしています。 まだまだ、コロナの影響もあり国交省の方でも明確に規定化されていない部分も多いですが、どのようなスキャンツールを使用するのか、特にエーミングの問題に関しては、作業に対応するスキャンツールを導入しなければなりません。ロータスでもこうした「特定整備」に関して、積極的に勉強会などを開いていただき、来たるべき次世代自動車の分野でも我々同友一同は「誇り高く、創造と革新の先駆者」のロータスでなければならないと私は強く感じます。
「人材こそ会社の宝」若い世代に様々な体験を積ませる事 「ホリデー車検メカニック・フロント全国大会4年連続1位」

 当社の理念であり、私の一貫して変わらぬポリシーは「人材こそ宝」であると言うことです。以前、ウチがホリデー車検のフランチャイズだった時代には、毎年「ホリデー車検メカニック・フロント全国大会」に当社のメカニック、小山進、渡辺聡、井上晃らが挑戦して、見事、全国大会、4年連続1位という快挙を達成してくれました。  これは並大抵の努力で成し遂げられる物では無く、仕事の合間を縫って、深夜までフロント・整備のロールプレイングを繰り返し繰り返し行い、万全の体制で臨んでいました。ちなみに、この大会は1位の賞品としてペア海外旅行を頂けるのですが、実は私は一回も言ったことがありません、何故ならこの賞品は彼らの努力で勝ち取ったものですからね。最近は現場に関しては、徐々に彼らにまかせるようにしています。以前は毎日にも朝礼に顔を出していたのですが、今では滅多に出ません、そうやって彼らが自立していく事が、私の目指す「次世代のサトウ自動車」への日々一歩一歩の道のりですから。
Copyright Lotas Club Kanagawa. All Rights Reserved.